自然の中で生活することは、人間本来の姿です。
人間が人間らしく、心身ともに健康に生き、かつ育つためには、自然の中で生活することは不可欠です。
- 子どもの健康と体の発達に対する配慮をもとに、体を丈夫にし、体力をつけ、運動能力を伸ばす。
- 薄着の習慣をつける。
- 一年中素足で生活する。冬でも薄着を心がける。
- 好き嫌いなく何でも食べられるようにする。
- 甘いものはなるべく避け、野菜類を多くとる。
- できるだけ自然なものを与える。
- そしゃく、飲み込む力の弱い子は、全身を動かすことによって食事の意欲を引き出す。
- 一日一定時間、自然の中で外気にふれて遊ぶ。
- きれいな空気、太陽の光にふれさせる。
- 年齢に応じて、一日一定距離、自然の中を歩かせる。
- 水・砂・泥遊びを十分にする。
- 生活のリズムをつける。
- 遅くとも朝は6時30分までに起こし、夜は9時までに寝かせる。
- 一日一定時間午睡をする。
- 朝、登園前に必ず排便をさせる。
- 薄着の習慣をつける。
- 確かな考えを持ち、自分で表現できる子に
- 目的に向かって行動できる子に
- 一人一人の要求を大切にし、毎日の生活を快適に送らせる。
- 発達の先取りはせず、十分な手当てをしたうえ、待つことを大切にし、子どもの可能性を伸ばす。
- のめりこんで遊べる子にする。
- 生活経験を豊かにする。
- 目的に向かって行動できる子に
- 友達といることに喜びを感じ、友達を大切にする子
- 一人一人の子どもを大切にし、子どもが愛されているという確信を持たせる。
- 人間を限りなく大切にし、仲間と共感しあって遊べる子にする。満ち足りた気持ちは、やさしさ、思いやりを育てる。
- 豊かな情操を持った子に
- 四季折々の多様な教材を身体で感じ、自然の中で生活させる。
- 集団の中で、発達に合わせた多様な遊び、おもちゃや遊具、絵本や物語、絵や造形活動、歌やリズムなどの活動を十分体験させる。
- 正しい生活態度を持った子に
- 規則正しい生活習慣をつける。
- 基本的生活習慣を獲得させる。
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- 手洗い
- 食事の前、おやつの前、排便・排尿後、手を洗うよう働きかける。
- 0才児は保育士が洗ってやり、1才児頃から一人で洗えるようにする。
- 1才児後半から水道が自分で止められるように働きかける。
- 排便・排尿の後始末
- はじめはふいてやり、だんだん自分でふけるよう働きかける。
- 2才くらいから、水を流すよう指導する。4才で自分でふけるようにする。
- 靴の始末
- 未満児は散歩のあと、昼寝のとき保育士が手伝いながらしまう。
- 4、5才児は、朝の自由遊びがすんで、部屋に入ったときと昼寝のとき、自分で片付けられるようにする。
- 食事
- スプーンは0才後半より、箸は2才後半より使い始める。
- 着脱
- 4才まで全部自分でできるようにする。
- 衣類の始末
- 汚れ物は、3才くらいから自分で入れられるように援助する。
- 4、5才児は自分で始末する。
- 手洗い
はと保育園運営の基本
《共同保育》
はと保育園は、子どもを中心に、職員と父母とそれを取り巻く人々の「子育ての集団」です。子どもを保育するのは職員集団ですが、子どもを預ける、預かるだけの関係でなく、父母も大きく保育園の運営にかかわっています。共同保育は、職員と父母の協力により、保育園が子どもを育てる共同の場となります。 -